Membership ID

PIN code
標準(http)接続
ログイン方法について

Friday Column

No.482

『写真で見るカザフスタン・アルマトゥイ 1』

はい、引き続き4月の旅行記は更新遅延を巻き返しながらもまだまだ前半。今回はカザフスタンの首都・アルマトゥイです。まったく興味を持てないという方、興味を持ちましょうね、そろそろ。まずはお持ちの地図帳を開いて場所を確認してください。地図帳をお持ちでない方は今すぐ書店に走って買いにいってください。

Photo Albumを開いて該当番号をクソックながら見ていただきますが、今回もまたおそらくフィルムの問題で、(11)以降の写真は露出が思いのほか明るくなっていますが気にしないでください。また、例によって写真上のチリやホコリは私のカメラの内部の問題なので気にしないでください。では、どうぞ。

【Photo Album】

今回の旅行の第1目的はコラムNo.465にも書いたように、タジキスタンの首都・ドゥシャンベに行って、ワールドワイドダジャレフォト『加トゥしゃんベ』を撮ることですが、ルート作りがなかなか難しくてですね。往きと帰りの長い路線はJALマイレージバンクの特典航空券(つまりタダ券)を使いたいし、途中の移動便は毎日飛んでるわけではなく、便によって曜日が決まってますし、夜中のフライトはその前後も含めていろんないみで辛いし、みたいなことがいろいろあっていろいろ悩んで、デリー→アルマトゥイ→ドゥシャンベ→モスクワというルートを組み立てました。そういう意味では、もともとアルマトゥイに行くつもりはなかったんですが、そうなったもんですから、せっかくだからここも3泊してちゃんと街を歩こう、というわけです。

4月18日(金)
07:45起床、09:20にホテル【Ambassador New Delhi】をチェックアウトして、タクシーでインディラ・ガンディ国際空港ターミナル3へ。500ルピー。11:35、Air AstanaのKC-908便はたしか定刻で離陸。カシミール地方、パキスタン北部、中国西部と、好天の空を北上します。途中、まさしくコンドルのような形の湖を発見。後でネット上の地図でしつこく調べましたが、飛んだと思われる航路近辺に同形のものは見つけられませんでした。なので、コンドル湖と名付けます。そんこんなで3時間40分、アルマトゥイ国際空港に到着します。(01〜03)

16:00、スムーズに入国。空港のタクシースタンドからタクシーらしいタクシーに乗って、【Отель Казжол/ホテル・カツォル】にやってきました。たしか706号室は、事前のリクエストどおりに背の高い新館の景色の良い部屋でした。思ってたよりは狭めでしたけど。(04, 05)

17:30、もう夕方ですが、とにかく外へ出てみます。地図を見ながら、最も賑やかと書かれた歩行者天国があるらしき方向へジベック・ジョリ大通りを歩いてみます。放課後の中学校らしきところで中学生らしき生徒が遊んでいます。(06)

通りを挟んだ斜め向かいに、おっ、女学生を発見。男はみな磁石みたいなもんですから、あれよあれよと引きつけられて通りを渡ると、図らずも大学のようです。建物に書かれたたぶん大学名ですが、頭の「カザフ」と語尾の「大学」は見てわかりますが、その間の3単語はカザフ語らしく、カバンからロシア語の辞書を取り出して調べてもわかりませんでした。ま、でもとにかくカザフスタンのなんらかの大学です。ならば、さっそくオフィシャルTシャツを探しましょう。(07)

いやいや、うれしいことに女学生だらけ、テレるなぁ。いや、しかし、だとすると、なにげに無断で校門を通過するわけにはいきませんね、逆に。だからと言ってここで引き下がる手もないので、様子をうかがいながら敷地内に侵入し、ベンチでおしゃべりしている女子大生に声をかけてみます。「モージナ・ガヴァリッチ・パ・アングリスキー?/英語で話しても良いですか?」と言うと、「a.. a..little」と自信なさげな答えでしたが、会話をしてもだいじょぶそうです。で、いろいろ話していると、ここは女子大で、大学のオフィシャルTシャツはないと思う。建物の中に入れますか? と聞きましたが、それはダメっぽかったのであきらめます。どうやら大きな大学のある場所を教えてくれているようなので、ホテルでもらった大きな地図を広げると、彼女たちは地図上に大きな大学の場所を2カ所マークしてくれました。彼女たちの写真を撮って、逆に、彼女たちもスマホらしきもので私と一緒に写真を撮り、「バリショイ・スパシーバ、ダスヴィダーニャ/どうもありがとう、さようなら」と言って別れました。うん、なんか、いい感じです。アルマトゥイの第一印象、すごくいいです。(08)

再びジベック・ジョリ大通りを歩きます。旧ソ連諸国のキオスクはどこも同じ佇まい。キオスクと言えばトランプ、ということで、STVラジオ『ロックボンソワ』のリスナーの皆さん向けのおみやげはどこの国に行っても絶対トランプ、を買いました。(09)

更に歩きますが、ん? なんかおかしいなぁ。ふと見ると、交差する通りの名前が私の地図と一致しません。ここで、もしかして逆か? 逆に。ということに気づきました。私がホテルの北側のジベック・ジョリ通りだと思って歩いていたのは、ホテルの南側のゴーゴリ通りで、ってことは、東に向かっているつもりが西向きに歩いていたのです。私としたことが、こんなの影の方向ですぐに見分けなきゃなんですが、どうしたんでしょう。まぁ、気づいてよかったですけど。(10)

というわけで、ゴーゴリ通りを逆方向に歩き、ジベック・ジョリ大通りの歩行者天国を目指します。数分歩くと「INTERNET」と書かれた店がありました。あぁ、ちょうどよかった、ここで“ローマ字コラム”を書いて送っておこう。それにしてもこのあからさまにセクシーな外観はなんなんだ。と軽く疑いながら中に入ると、コンピューターが数台置かれてはいますが、過去にイルクーツクやアシュカバッド、トビリシなどで入ったインターネットセンターとは趣が大きく違います。「モージナ・インチェルニェット?/インターネットいいですか?」と訊ねてみると、「ニェット、イーグラ/違う、ゲーム」と言っています。どうやら、コンピューター上のポーカーかなんかのゲームでお金を賭けるやつみたいです、たぶん。入ってこないでくれオーラを出しているので退散します。近隣に同じ類いの店がいくつかありました。(11, 12)

まぁ、“ローマ字コラム”は明日で良いとして再び歩き、バスターミナルがあるってことは、あっちだ、と私が歩きたい方向に歩いていることを地図で確認し、高校らしき建物を通過して地下歩道をくぐり、ジベック・ジョリの歩行者天国に着きました。(13〜15)

デパートや商店、カフェや携帯電話屋が並ぶ歩行者天国を1往復。ガイドブックに“カザフ料理”と書いてあるのは1件だけだったので、どのへんにどんなレストランがあるかをなんとなく確認しながら、ストリートミュージシャンに立ち止まりながら、カフェでビールを1杯。ここまで特になんにもしてないのに、もう2時間以上も歩いてました。陽が沈んできたので、いったんホテルに戻ります。(16)

20:30、仕切り直して晩食に出かけます。ガイドブック上唯一のカザフ料理店【Жеруйык/ジェルウィック】を目指し歩きましたが、信号2つ目くらいで、「あ、違う!」と気づきます。また逆方向に歩いてました。どうも、ホテルから通りに出る時に北と南を逆に認識しているようです。ってことで逆方向に修正、南下しますが、アルマトゥイはアラタウ山脈の裾野にあり街全体が南に向かって緩やかながらに明らかな上り傾斜。この南上がりの傾斜が私の南北感覚を狂わせているのかもしれません。もう方向は間違ってないはずなんですが、歩けど歩けど目的のレストランは現れずだんだん不安になります。もしかすると店名が変わったとか、店自体がなくなってるとか、も考えられます。そこへ近代的で大きなショッピングセンターが。それを地図で確認すると、私は確かに南へ向かってはいますが、通りが1本ずれていたことに気づきました。あやややや、私としたことが、どうしたんでしょう。インドの3日間で消耗し過ぎてバカになっちゃったようです。ま、それでも気づいたので通りを修正して21:00、やっと目的のレストラン【ジェルウィック】にたどり着きました。

かなり高級っぽく広い店内に先客は1組。中央に大きなスペースがある、ってことは民族舞踊のショーなどが繰り広げられるのでしょう。目の前で踊られるのは落ち着かないので、隅のほうのテーブルにつきました。カザフスタンのビール【Дербес/デルベス】を飲みながらメニューを見ると、中央アジアの料理以外にも、中華・ハンバーガー・スパゲッティまでいろんなものがありますが、“カザフ料理”らしき項目は見当たりません。遊牧民族が多く地続きの中央アジアは長い歴史の中で民族が行き来して混ざり合ったのか、そういう意味ではトルクメンにも“トルクメン料理”と限定できるものはなかったような気がします。じゃぁ、中央アジア全域の代表料理シャシリック(肉の串焼き)を食べることにしようと決めます。若い男性店員さんに「英語でも良いですか?」と聞くと「ニェット(ノー)」だったので、ロシア語でがんばります。いや、そのほうが良いのです、逆に。で、「ダイチェ・ムニェ・エータ・ガヴャージナイ・シャシリック/この牛肉の串焼きをください」と注文しましたが、あららら「すみません、今日はシャシリックはできません」ってことだったのでどうしましょう。「カザフスタンの料理はどれですか?」と訊ねると、メニューをめくり少し迷って「コレです」と指差したのは【Гуйру Сай/グイール・サイ】。どんな料理かさっぱりわからないので、「私は羊は好きではありません」と言うと、「これは牛肉です」と言うので、「じゃぁ、それを」ってことにしました。出てきたのは、牛肉を玉葱・人参などと炒めたもので、ややトマト風味の中華っぽい、なんともいえない味わいのものでしたが、まぁ、これをつまみに中央アジアのパンをちぎりながら、カザフスタン産であろう赤ワイン【Баккхус/バッカス】をちびちび飲みました。結局、民族舞踊ショーは行われませんでしたが、店員さんがカラオケで数曲歌ってました。(17〜19)

22:30、帰りこそは地図を確実に見ながら、間違えることなくセイフリン通りを北上し、15分ほど歩いてホテルに戻りました。いやしかし、こんな時間に、若い女の子がひとりで歩いてるのを複数見ましたし、3人1組の警察官がパトロールしているのも3組も見ました。とても治安の良い街のようです。(20)

はい、というわけで、アルマトゥイでの1日目はこれでおしまい。いやぁ、今日は歩いたなぁ。翌日は専用車でガイドさんとの市内観光です。

さて、【弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえかかれば】、11月8日(土)は、なんと自身20年ぶり、弾き語りでは初の大分公演です。よろしくお願い下関は山口県。

2014/11/01


≪ BACK Latest NEXT ≫

会社概要
サイトマップ
スタッフ一覧
個人情報保護
リンク
推奨環境
お問合せ

sitemap