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Friday Column

No.408

『書くに至らないことを書くことでやりすごすの巻』

はぁぁ、1週間なんてあっという間ですよ。3月からの作曲期間、2ヶ月半だてあっ・・・という間に過ぎるわけです。というわけで、依然今週も、曲を作んなきゃ作んなきゃと言ったままただただ徒らに時が経ってます。で、この『金曜コラム』に書くこともコレと言ってない、そんな状況ですが、しかしコレについては、書くことないなりに、書くに至らぬことを書きさえすれば、それはそれでやりすごすことができますので、そうします。

今週のある日のお昼、家を出てドアの鍵を閉めようとしたら、微妙に種類の違う2匹に蚊が睨み合ってました。蚊には蚊なりの縄張りがあって、どちらかがどちらかに言いがかりをつけているのか、いや、もめているのではなく、この夏をどう暮らしていくかを真剣に話し合っているのか、それとも求愛、または別れ話でもしているのか。ま、とにかくそのままにして家を出ました。



で、なんやかんややることやって、夜、家に戻ってきましたら、2種の蚊はお昼のまんま、その場所で向き合っていました。蚊には蚊なりの縄張りがあって、どちらかがどちらかに言いがかりをつけているのか、いや、もめているのではなく、この夏をどう暮らしていくかを真剣に話し合っているのか、それとも求愛、または別れ話でもしているのか。いずれにせよ、お昼から約8時間以上経っても話は決着しないままの状態のようですので、そのままにして家の中に入りました。



で、次の朝、ゴミを出すのに家を出てドアを見てみると、上方の1種のみがその場に留まっていました。前日に私が写真を撮ってから少なくとも20時間が経過しています。縄張り争いの話がついて、下方の蚊がその場を去ったのか、この夏を乗り切る勇気が持てずに呆然としているのか、それとも、真剣な求愛も空しく撃沈したのか、いや、やはり異種の蚊同士の交際は許されるものではないと言う現実に立ち尽くしているのか。この数時間後に見た時には、その蚊もやっとその場から姿を消していました。



・・・と、まぁ、それだけなんですけどね。

書くに至らないことを書くってことで今週はなんとかやり過ごしてみる、という分かりやすい例です。

いやぁぁぁ、しかし、曲作りというのは、なんかわかんないけどとりあえず無理矢理書いてみてどうにかやりすごすなんてわけにはいかんのですよ。曲=メロディのほうはできないわけではないです。書きたい事柄=テーマ的なものも複数あります。ただ、その両者が良い形でひとつの曲として成立しなければならないのですよ。これが問題です。

6月のイベントに呼ばれてることもあって、最近なにかと話す機会の多い秦基博くんが、今回のアルバムは、午前中の喫茶店でよく歌詞を書いた、というようなことを言っていたので、そこに行ったら歌詞が書けんのかと思い、その店はどこかと訊ねてみたら、私も時々行くところでした。ということは、つまり、歌詞が書けるかどうかは、どこの喫茶店に行くかではなく、本人の努力の問題だと解釈する以外にないわけですよ。はぁぁ、オレはどうすりゃいいんでしょうか。ま、今に始まったことじゃないっちゃないんですけどね。

6月2日(日)日比谷野外音楽堂でのイベント、秦くんのステージにおじゃましますが、かなり楽しいことになりそうですので、観に来ていただける皆さまは楽しみにしてください。このあと、ちょろちょろとイベント出演情報も出てきます。年始の金コラにも書きましたように、ひとつひとつのステージを真剣に考えて丁寧におもしろいものを作っていこうと思っていますので、ということは、だんだんどんどん忙しくなるということです。だからこそ、この3月からの作曲期間が真に重要だったんですよ。はぁぁぁぁ、どうしましょうか。とりあえず、デモ録ります。

2013/05/17



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