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Friday Column

No.385

『食いまくらるんぷ〜る』

・・・いかん。完全にペースを失ってしまっている。ガソリンスタンドに寄る間もないほど忙しかった08年の12月だって、老眼鏡を作るハメになるほどアレンジにおわれた10年の1月だって、どうにかして書いてたぢゃないか。忙しいっつったってあの頃の比ではないここ数ヶ月、完全にペースを失ってしまっている。あっちのほうが影響しているのかと思われても仕方ないが、いや、あっちは何も考えずに10分で書けるから、そうではないと思う。こっちは短くても100分かかる。しかし、考えてみれば10分っつったって週に7回も書けば70分は費やしているのか。もしかすると、なんらかの排出欲めいたものがそっちで満たされているのかもしれない、ということもいなめなめなめなめない。・・・というような難しぶった言い訳を長々と書くつもりはありません。それでも時々覗いていただける方々がいてくれるわけですから、シノゴノ言わずに書こうと思います。私は書きたいのですから。

はい、というわけで、まずはお礼。【弾き語りばったり #17 もしもヒアノがぴけたなら】も前半8公演が終了しています。【KIRIN plus-i LIVE】も含めて、各地観にきていただけた皆さま、ありがとうございます。

今回は、もうず〜っと前の話になってしまいましたが、8月末に訪れた、マレーシアの首都・クアラルンプールで食べたものをだぁ〜っと並べてみようと思います。前にも書きましたように、カメラの巻き戻し機能の不具合で、一部の写真が感光・現像不可能となってしまいましたので、点数はあまり多くありませんが、せっかくなのでPhoto Album形式をとります。該当番号をクソックしながら御覧ください。


☆屋台でマレー料理
ジャラン・アロー(Jalan Alors)は、街の中心部にある最も有名な屋台街。200m以上はあるであろう通りに、飲食店がずら〜っと軒を連ね、路上に無数のテーブルと椅子が並び、人がごったがえす中を車が無理矢理通ります。どの人が観光客で、どの人がマレーシア人か、誰がなに人なのか、いや、自分はいったいなに人だったっけ? となってしまうような混沌。どこからどこまでがどの店かの区別もつかぬなか、とりあえず混んでるゾーンの空いてるテーブルをみつけて座ると、お兄さんが写真と英語と日本語入りの大きなメニューを持ってきてくれます。料理はその都度現金払い。まだ使い慣れない紙幣をたどたどしく数える私の手から、お兄さんが必要な分だけササッと抜き取ったりもします。(01)

日本でも比較的知名度のある『サテ』。いわゆる串焼きです。盛り合わせをレバー類抜きで注文。どれが牛でどれが羊かわかんないくらいガッツリ焼けてますが、イスラム国なので豚肉は入ってないのでしょう。魚醤とお酢とニンニクとピーナッツが混ざったような甘いタレにつけていただきます。(02)

『海南チキンライス』マリネして蒸された鶏もも肉が甘塩っぱいタレに浸かって、サフランなのかなんなのか黄色がかった御飯とともにいただきます。 “海南”とは、中国南西端の海南島のことだと思いますが、シンガポールでも全く同じようなものを食べたことがあるような気がするので、中華系マレー料理だと認識しています。(03)

でもって、海老とオクラのカレー煮。ココナッツミルクが甘々です。(04)

魚の揚げたもの。7〜8種類の中から魚を選んで、焼・揚・蒸・煮の料理法を選択し、味付けを指定します。で、なんの魚だったかは忘れましたが、おいしゅうございました。(05)

鶏の手羽がグリル機でグリグリにグリルされ脂がしたたり落ちる、なんとも旨そうなバーベキューチキン。私、行く前からこれ食べたかったんですが、なんやかんやで結局却下されました。食べたかったなぁ。(06)

デザートにはドリアン。イメージしていたほど臭くはありませんでしたが、なんかヌルヌルで、んんん、どうでしょう。ま、食べてみたという事実を良しとします。(07)

☆香港式飲茶
Concorde Hotelの中にある香港料理店【新故乡酒楼/Xin Cuisine】で飲茶。マレー語なのか英語なのか「Dim Sum」と言うようです。すごい種類の点心類が代わる代わるワゴンで運ばれ、食べたいものを指差しチョイスします。小籠包にフカヒレ入り蒸し餃子に、なんらかの湯葉巻き揚げみたいなやつ。それにアワビのお粥。中国の北のほうでは、お粥は飯の類にカテゴライズされますが、南部では湯類(スープ)という解釈のようです。(08, 09)

☆バン・ミー
【PappaRich】というちょっとふざけた名前の、モダンなマレー料理店で昼食。バン・ミーとは、茹でた中華麺を濃いめのソースで和えた、いわゆる“日清やきそばUFO”的なもの。鶏肉・もやし・揚げねぎ・唐辛子にミントの葉がのってました。このUFO的麺料理は中国・ベトナム・タイでも食べたことがあるような気がします。中国語では【拌面/ban mian】ですから、同じ語でしょう。しかし、“UFO”ってのが、日本ではカップやきそばの代名詞になってるってのは、ある意味・逆に・ある反面、すごいことですよね。(10)

☆高級中華
Sheraton Imperial Kuala Lumpur内にある高級中華料理店【天宝閣/Celestial Court】にて。たしか水晶なんたら、という名のそれは、たぶん片栗粉が含まれているであろう皮で包まれた、つやつや輝く蒸し餃子。中には干し海老とか筍とか椎茸とかが入ってたと思います。(11)

『河粉/he fen』とは、幅広い米麺で具材を巻いて蒸す広州の料理。その下には『芥蘭/jie lan』という広州野菜。太いアスパラの葉がほうれん草、みたいなやつです。添えられたXO醤が強烈でした。(12)

さすがこのような高級店になると、小籠包はスープがこぼれないように、ひとつずつ小さいお皿にのってて、ややテレました。(13)

更に、大海老のチリソース煮、北京烤鴨。あぁぁ〜、いなかおっぱい。 (14, 15)

はい、いかがでしたでしょうか(・・って言われてもねぇ)。

というわけで、現在は新潟前乗りのホテルでこれを書き上げました。この原稿はあくまで9月28日分、つまり6週遅れというわけです。それでもまだあきらめたわけではない私。次回は釧路の話題です。たぶん。

明日は新潟公演、そして日曜日は山形月山音楽祭。観にきていただける皆さま、よろしくお願い信濃川(日本最長367km)。

あ、馬場俊英くんの新作『EP3〜弱い虫』に参加してますので、よろしかったらよろしくね。

2012/11/09



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