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Friday Column

No.357

『faceboard』

はぁぁ、もう土曜日じゃん。という感じで、比較的時間の余裕があるにもかかわらず連週遅延の金曜コラム、今頃になってやっと書いていることに若干の申し訳なさを感じながらも、実際のところさほど気にはしてません。きゃはっ。そんなダラついた私ですが、おとといは飛行機に乗って大阪行って、スキマスイッチのコンサートを観せていただきました。イベントやファンクラブ限定ライブは過去に観ていますが、ツアーの公演をちゃんと見るのは今回が初めてでしたが、いやぁ、それは期待どおりに素晴らしいものでしたし、終演後も最初だけ中途半端に遠慮するフリをしながら、遅くまでぶ〜りぶりお酒飲ましてもらったので、たいへんに有意義で楽しい1日でした。ありがとうございました。

いいえ、決してひとんとこ遊び行って酒飲んでるばっかぢゃありませんよ。先週末は広島の隣の廿日市市でのライブイベント【Kenban'ight vol.5 春】でちゃんと演奏もしました。

私の持ち時間は30分ですが、そのなかで馬場俊英くんと1曲、Gilbert O'Sullivanさんの『Alone Again』を演奏しました。去年9月の大阪での野外イベント【靭のハミング】で、馬場くんと根本要さんと、馬場くんのサポートの馬場ちゃんと4人で演ったんですが、そん時はもう、すんごい雨で、ってゆうか、ステージ上のテントがふっとんぢゃうんぢゃないかってくらいの横殴りの嵐の中での『Alone Again』で、それはそれは演奏としては最悪のものでした。だって、そりゃしょうがないです。馬場くんはおぼれちゃうんぢゃないかってくらい顔に雨を浴びながらの歌唱でテンポがどんどん早くなるし、要さんは要さんで横から降りつける雨から体全体でギターをかばいながらの変な体勢でのソロ。ステージテントの真下にいた私だって「これ、無理っしょ、ムリムリ」ってなげやりに笑いながらでピアノ弾いてましたから。後で聴いた同録音源は、ゴワォォォ〜っという雨の音の遥か向こうで演奏してる4人の音が聴こえる、みたいなどうしようもない感じでした。なので、【Kenben'ight】の出演が決まった時に、馬場くんに「『Alone Again』もう1回ちゃんとやんない?」と声をかけて、「是非やりたいです」ってことでそうしました。つまり、大阪で満足に演奏できなかったものを、広島でやり直すという極めてこっちの都合での選曲です。

で、【Kenben'ight】でのステージ。私が『愛は勝つ』『まゆみ』『キリギリス』と単身演奏した後、馬場くんを呼び込んでの『Alone Again』でしたが、演ってる途中、馬場くんのギターがちっちゃいなぁ、私のモニターに出てないだけなのかなぁ、と思いながら歌いすすみ、ギターソロの部分で馬場くんがオロオロしてるのを見て、あ、やっぱギター出てないんだなと認識したので、そのままとりあえず最後まで演りきった後、ギターの音が出るのをチェックして改めてあたまからもう1回、ってことで演りました。ま、ギターが出なかったの敢えてそのままにして、『Alone Again』は次に一緒になるイベントに持ち越す、ってのもあったんですけど。

お衣装はブータンの男性の民族衣装『ゴ』。去年秋、私がモスクワに行っている間に、ブータンの国王夫妻が来日して、ブータンが一時的に注目されたってこともあって、ひさしぶりに着てみました。



いやぁ、しかし馬場くんはおもしろいです。ほんとにまっすぐ、というか、正統派というか、王道というか。なんっていうんでしょうね。“狙ってないから、ハズさない”って言うんですかね。ひねてひねて身体が2周ねじれて正面に戻ってきた状態で狙って狙ってハズシまくる人生をおくる私みたいな人間からすると、ほんとにうらやましいです。そんな感じで、女性の衣服(下着を含む)の話題を中心に夜遅くまでお酒を飲みました。


さぁて、ここからが今回の本題です。(えぇぇぇ!?)

前にもちょろっと触れたことがあるかと思いますが、【facebook/フェイスブック】、あれってみなさんどうなんですかねぇ?

パリ時代末期でしょうか、アメリカ人の友達から促されてアカウントを作ったものの、ほとんど使うことなく忘れてまして、何年か前になんのキッカケかはおぼえてませんが、誰かに促されてアカウントを作成し、でもやっぱり使うことなく放ってました。で、2010年のリビアから始まった北アフリカ・アラブ諸国の連鎖的政権崩壊は、その本質とは別のところで【facebook】の世界的な大プロモーションにもなっちゃったみちゃいで、去年から【facebook】の“友達リクエスト”がやたらとくるようになりました。その相手が知り合いだった場合は、無視するのもなんなので、一応“承認”はするんですが、来続けるリクエストはもはや、知ってる人より知らない人のほうが多くなっちゃったりして。いやでも、それは私の音楽を指示してくださる方々ではないかとも推測はできますし、だとしたら決して失礼になる対応はしてはならないと思いますが、だからといって片っ端から“承認”ってのもなんか違う気がしますし。・・・と、そんな時に「共通の友達」ってことに、もう一人の私が出てました。そこで、「あ、これ、前も作ったね」と最初に作って忘れてたアカウントがあることを思い出します。なので、私は「Kimura Kan」と「Kan Kimura」の2つのアカウントがあり、それは2つとも私本人のもので、その2つとも特に利用することはないまま、【facebook】上では私本人は私本人と友達なのです。変な感じです。
これを【笑っていいとも】の『テレホンショッキング』に置き換えて考えてみると、

タモリさん「じゃぁ、お友達を・・」
お客さん「えぇぇぇぇ〜」
KAN「えぇっと、じゃぁ・・、KANさんを」
タモリさん「おっ、KAN! 久しぶりだねぇ、友達なんだ」
KAN「えぇ、気がついたらそうなってて・・」

みたいなことです。

何が言いたいかというと、そんなこんなで今んとこ【facebook】には興味はありませんので、リクエストとかに反応しなくても悪く思わないでね、ってことです。なんらかのクーデターを起こそうとする時には使ってみるかもしれません。


ところで、みなさんは【faceboard/フェイスボード】のほうは、あまり利用してないんですかね?

・・え?

もしかして・・・、【faceboard】をご存じない!?

そんなはずはないでしょう。そんなもんもうずっと昔からありますし、ってゆうか、【facebook】の元の発想は【feceboard】なんじゃないの? と思ってます。私は、それこそコンピューター持つ前から利用してますし、どなたも1度くらいは顔を突っ込んだことあるはずですよ。

これも、北アフリカの連鎖的政権崩壊の影響なのかどうかはわかりませんが、ついこないだも、【faceboard】でにぎわってる場面に出くわしたんで、ごく自然に顔突っ込みましたよ。

やはり私は【facebook】よりも【faceboard】のほうが性に合うというか、目的がハッキリしてて楽しめます。めんどくさいことになりませんしね。

・・えぇ? まだ【faceboard】の意味がわからない!?

じゃぁ、しょうがない、写真をお見せしましょう。

先週末、イベント翌日の広島空港での【faceboard】です。


 


 


おわかりいただけましたか。
いやいや、私もそう言う意味では【faceboard】、もうけっこう長いですし、日本全国どころか外国行ってまで顔突っ込んでます。
そんな中でも印象的だったものをひとつお見せしましょう。



ね、いいでしょう。ま、ある意味これは上級者向けですけど。
ベルギー・ブリュクセルの“Manneken Pis/マネケンピス”=いわゆる“小便小僧”のすぐ脇のお土産屋さんの前にあった【feceboard】です。これ撮ってるのをたまたま傍らで見ていたベルギー人のおじさんは、私の表情を見て、膝から崩れ落ちて太腿たたいて涙流しながら笑ってましたから。言葉はわかんなくても心が通じた、そんな瞬間でした。時代は【faceboard】ですよ。えぇ、間違いなく。

馬場くんにやってほしいなぁ・・・、【faceboard】。

2012/03/17



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