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Friday Column

No.338

『めざせモスクワ!』

はい、新シングル『Listen to the Music』、11月1日にマスタリングを終えて、すべての作業が完了しました。今回は妙に順調に行きましたよ。どころか、当初の予定よりも1日まいて終了。ま、2曲だけですしね。そのくらいはキチキチッとやんなきゃです。っつってもギリギリの進行でしたけど。とにかく、ポップで楽しいのができましたので、12月7日の発売を充分楽しみにお待ちください。

ってことで、マスタリング終了後、ディレクターの渡辺さんと、エンジニアの新婚スカノッチと3人でプチ打ち上げ。その最中に、げっ・・と気づきました。はぁぁぁ、オレとしたことが・・・。11月1日は、翌日発売されるPerfumeの新曲『スパイス』のフラ毛の日だったぢゃないか。マスタリングの前に予約していたレコード店に行こうと思っていたのに、急な打ち合わせが入ったりしてすっこり忘れちゃってたぢゃないか。ということを飲んでる最中に思い出しました。んんん、も〜バカバカバカバカ。というわけで、今回は発売日に初回盤をゲットしてきました。もちろん根本要さんのぶんもです。

そんなこんなで、6月の休暇明けからず〜っと続いていた忙しさも、ここで一段落。今月はできるだけいろんなコンサートをいろんなところで観せていただこうと思っています。ひとのコンサートを観てると、「はぁ、なるほど、そういうやり方もあるのね」とか、「んんん、もったいないなぁ、せっかくそこまでやっといて・・、オレだったこうするのになぁ。・・・あっ、そうか、そうすりゃいいんだ!」とか、いろいろ頭の中がコンサートモードで回転するので楽しいです。そんな感じで、唐沢年明けからのBAN LIVE TOURの内容を固めていって、12月からリハーサル開始、という流れです。

そして、今月はめちゃくちゃ楽しみなイベントがひとつ。そう、ロシア・モスクワでのイベント【J-FEST 2011】です。ロシア語の正式タイトルは、ФЕСТИВАЛЪ ЯПОНСКОЙ СОВРЕМЕННОЙ КУЛЪТУРЫ(フェスティバリ・ヤッポンスカイ・サヴレミェンノイ・クリトゥルィ)。訳すと【現代日本文化フェスティバル】なのです。もう、キリル文字が並ぶだけでワクワクしますね、えぇ。会場はЦентралъный Дом Художника(ツェントラリヌイ・ドム・フドーヂニカ)、訳すと『中央芸術家会館』。なんてったって、今もっとも興味を持っている都市・モスクワですからね、ひゃっひゃっひゃ〜っ、です。

今年が3年目のこのイベントは11月19日(土)・20日(日)の2日間開催され、私が演奏するのは19日(土)。で、このイベント、どんなイベントかというと、基本的には、アニメ・ビジュアル系・コスプレ・ゴスロリなど、おおまかに言うとアキバ系の文化がメインのフェスティバルなのです。ヨーロッパではすでに10年くらい前から、そっち系のコアなファンが多く存在し、イベントも数多く開催されていて、それがモスクワにも波及したということなのでしょう。しかし、なぜアキバ系のフェスに私が??? という基本的で大きな疑問をお抱きの方も多くいらっしゃることでしょう。なぜかって、そんなの私もわかりませんよ。まわりまわって私にとって素晴らしい出会いがありまして、「KANさんがもし来ていただけるのであれば・・」「もちろん行くに決まってるじゃないですかぁ!」みたいな感じで決まったのです。ま、でも、日本にコスプレなんて言葉が生まれるずっと前から、それこそアマチュア時代からそのような行為を繰り返してきた私ですから、ある意味・逆に・ある反面、当然参加するべきフェスである、と考えても良いのです。

わずか40分ほどの単身弾き語りですが、曲間のしゃべりはできるだけロシア語で、と、ロシア語の先生に訳してもらった文章を、スムーズに発音できるよう練習をはじめました。お衣装も、最初は、ビジュアル系のキツイやつを作って、ばっちりメイクして臨もうかと考えていましたが、いや、待てよ、フェスに集まるお客さんは、そっち系のマニアなモスクワっこばかりだ、と予測すると、中途半端な即席ビジュアル系では、そのアサハカさを簡単に見破られてしまうであろう。ってことは、どうするか。・・・そうだ、学生服だ。これなら、中高の6年間着てたわけだし、自信を持って堂々とステージに立てる。うん、それが良い。ということで、総合プロデューサーの櫻井氏にその写真を見てもらったら、「完璧ですね。や、むしろスタンダードですよ。すごく良いと思います。」とのことでしたので、決めました。

ところで、果たして、どうなるんでしょうね。初めて聞く名前の人が、学生服で登場し、確かに日本人だけど、でもけっこう歳くってそうだし。で、ピアノでバラードを弾き語りながら、カタコトのロシア語をしゃべったりするわけですから。いったいどのような反応で、どのような空間になるのか。どうあれ、モスクワで演奏できるなんて、作ろうと思って作れる機会じゃありませんから、バシッとノリノリで演り切ってこようと思います。

・・って、そんなこといくら書かれたって、・・・モスクワでしょ。観たくても観れないじゃん。ふんっ。と、これをお読みの皆さまのほとんどはそう思っていることでしょう。いやぁ、しかし、すごい世の中になったもんです。基本的には、必要以上に進化するのはあまり好きではない私ですが、今回はありがたいなぁ、と思います。はい、そうです、そのモスクワでの演奏を、動画配信サイト【USTREAM】で生配信なんかやっちゃってみよう、ということになりました。きゃぁぁぁぁぁぁ! 私の演奏はモスクワ時間の19日(土)17:30からの予定ですから、日本時間では同日の23:30から、ってことになります。URLは決まり次第、このサイトでお知らせします。皆さんにとっては「お、楽しそうじゃん」くらいの感じだと思いますが、私にとっては歴史的瞬間です。また、【世界カタコト協会】としても、たいへんに重要な機会です。いったいどんなことになるんでしょう。期待と不安で胸がおっぱいFカップです。

それから、11月12日(土)は、札幌STVのイベント【Sブラ・ザ・ライブ】に、ヨースケ@HOMEくんと二人で出演します。これはこれで、ちゃんとおもしろいもの演んないとね。先月末に打ち合わせと称した飲み会で、すでにメニューも決定してます。あとは、ふたりでしつこく練習するのみです。

そして、11月27日(日)は大阪城ホールでの【ヒロ寺平生誕60周年ライブ! Daddy’s Reborn Jam】。かれこれ20年以上なにかとお世話になっているヒロさんのイベントですから、この日のために普段着っぽいお衣装も新調中です。あぁ、【ホスキモ】からもう1年も経つんだなぁ。ドリンクレディの2人、元気かなぁ。

というわけで、忙しさが一段落したのは、一段落した気がしているだけで、どうやら11月もかなりたいへんそうですが、楽しみなことばかりなので、ホイホイ乗り切れるでしょう。

ま、とにかく、なにしろ、モスクワです。♪モスコー、モスコー、ホンダラダッターヤッハッハ、ホンダラダッターヤッハッハ、ハッハッハッハッハ、ヘイッ! です。

モスクワに行く以上、イベントが終わったらさっさと帰ってきちゃうようなフシダラな私ではありませんから、未知の隣国に足を伸ばして、さらっと偵察してこようと思います。ハッハッハッハッハ、ヘイッ!

今週はこれといったイキな写真もなくてごめんなチャイコフスキー記念コンサートホール。でも、金曜日にアップできただけでもエラいエラいとほめてあげてください。ハッハッハッハッハ、ヘイッ!


Концертный зал им. П.И. Чайковского

2011/11/04

【J-FEST 2011】 http://www.j-fest.org/



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