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Friday Column

No.336

『カブレルズのすべて その1』

はい、新シングル『Listen to the Music』のレコーディングまっぱだかです。
そんなこととは関係なく、今週は【カブレルズのすべて】と題して、正確にはカブレルズのライブの内容のすべてを、もっと細かくいうと、お時間の関係で、前半後半に2分割して、その前半を振りかぶりたいと思います。

KAN、ジョン・B、菅原龍平、ヨースケ@HOME(年齢順)の4人で、曲毎にリードボーカルが入れ替わり、また演奏する楽器も、特にヨースケくんはいろいろありますので、演奏曲と構成表を御覧いただきながらお読みいただければ、と思います。


01. 所在ない
この曲を初めて聞いたのは【OTODAMDA】の演奏曲を話し合ってる時期ですから、6月とかでしょうか。その初聴時から「なんだ、この曲は!」と感嘆し、当然【OTOMADA】でも演奏し、それを目の当たりにしたお客様は予想どおりに「うん、なんか、いいかも、ってゆうか、いいじゃん、これ!」と、「わかんなぁ〜い」のまっぷたつに割れたことでしょう。

そうです、既存の概念では即時判断しにくいこの楽曲こそが、“微妙なアコースティックバンド”の微妙さを明確に提示し、そしてそこに妙な“アトヒキ感”を充分残すことを確信した私は、この曲を秋のプチツアーのオープニング曲として演奏するべきだと考えました。しかし、「これ1曲目ってのは、もったいなくないっすか」という意見が出るのもまた当然です。「じゃぁ、2回やろう」と提案しました。1回聴いただけなら「いいかも」と「わかんない」の2つに割れるとすると、2回聴くことによって、それは「いいかも」と「わかんない」と、「2回目でよくなってきた」の3つに割れ、そしてその3つのうち2つは、比較的好感を持っている2つであると予測できるからです。

で、具体的な演奏内容です。客席の灯りが落ち、ステージの下手最前ギリギリのところに、それも鍵盤を客席に向けてセッティングされた昔懐かしのキーボード“CASIO TONE”が浮かび上がり、その鍵盤の上には薔薇の花が一輪。間もなく、まずは私が単独で登場し、エレピをピロピロと弾き始めます。そうとう長めにピロピロ弾いて、だいじょうぶかなという不安感を煽ったあたりで、やっと菅原くんが登場し、ギターではなくベースを持ちます。そこにジョン・Bくんが、フランスかぶれのナルシスト風にゆっくりと登場し、キザなポーズで数秒ステイした後、ゆっくりと“CASIO TONE”のボタンをプッシュ。なんともチープな音のリズムボックスが鳴り出します。そのリズムに合わせて、再び菅原くんのベース、続いて私のエレピがのり、薔薇の花を手にとったジョン・Bくんの第1声「Je t’aimes/ジュテーム」。

そして、「所在ない・・居場所ない・・」とジョン・Bくんの歌が始まります。1度目の間奏では、ゆっくりと客席に降りて、ひとりの女性客に薔薇の花を手渡し、「居場所ない・・」と歌いながらステージの戻ります。2度目の間奏では、今度は客席の奥からヨースケ@HOMEがウクレレソロで登場。のっけからどういうリアクションをとれば良いのか判断つかずに困惑するお客さん。イイ感じです。最後はジョン・Bくんが、単独で残る“CASIO TONE”のリズムボックス音のテンポをマニュアルでゆっくり落としながら、微妙なタイミングでOFF。スポットライトの中にひとりキザにポーズをキメました。


 


もう、この時点でお客様は、相当微妙なコンサートを観にきてしまった感に完全に包囲されたことでしょう。

02. はなれられない
なにごともなかったかのように、センターポジションに立った菅原くんのカウントで始まるこの曲は、アメリカンスタンダードな名曲。分厚いコーラスでサポートしました。

03. ひまわり
続けてウクレレでリズムを刻みながら、ヘラヘラとセンターポジションに移動したヨースケくんの明るいポップナンバーは、北海道ではセイコーマートの“牛乳ソフト”のCMソングでした。


 


で、最初のしゃべり。挨拶・自己紹介を短めに、さっさと次曲へ。
オープニングの『所在ない』を一旦忘れさせるかのように、まっとうなナンバーを続けます。

04. いつもまじめに君のこと
05. カントリー坊や

『いつもまじめに〜〜』では、間奏部分にカブレルズならではのコーラスを加えます。『カントリー坊や』は、うん、あらためてイイ曲だと感じました。


 


で、この後はこのライブのために書き下ろしたカブレルズのオリジナル曲が続きます。2曲ですけど。

06. ムギュ
ヨースケくん作曲で、ジョン・Bくんが歌詞を書き、それを私が添削するカタチで完成させた、ややロカビリー調のアダルトソング。“ムギュ”の解釈は聴き手にゆだねられますが、私はそれをオッパイだと確信しています。

07. コタツ
実はオリジナルを作ろうと決めて、最初に提出されたのがヨースケくん作曲のこの曲。しかしそれを私はあっさり却下しました。その後、8月の【OTODAMA】で演奏したヨースケくんの『トコナッツ』という曲が、どうしても自分の世界観にない、というジョン・Bくん。それをキッカケに、「よし、『トコナッツ』の真逆の世界観を作ろう」と思い立ち、一度却下したこの曲で『トコナッツ』の真逆『コタツ』という歌詞を書こう、とテーマ設定とサビの歌詞の一部をヨースケくんに投げつけました。それをもとに書かれたヨースケくんの歌詞を、私が添削というか、結果的には一部を残してガッツリ書き直して完成した曲。春に出会って、夏が過ぎ、秋が過ぎて、冬になってやっと彼女が家に遊びに来る、そんだけ時間かかちゃっただけに、そうとう嬉しい歌です。でも、家に来ちゃった以上は、・・・ね。うん、オトナですからね。つまり、そういうことですよ。最後のヨースケくんのハーモニカソロによるリアルな性描写は、お客さんにどのような印象を与えたでしょうか。


 


08. よければ一緒に
そこまでの流れとはあまり関係ないテイで、いきなりお客さんに歌唱をやんわり強要しました。この曲は、弾き語り・バンドの2スタイルで演奏してきましたが、今回くらいのアコースティック編成がちょうど良い気もしましたが、3種すべての形態でお聴きいただけた皆さんは、どうだったでしょうか。



09. 田舎ガール
ここで、菅原くんとヨースケくんの二人を残して、私とジョン・Bくんは一旦ハケ。ウェストコーストカントリー調のこの曲の歌詞は、先の『カントリー坊や』の数年後を綴ったもの。曲後半でステージ後方のスクリーンに映し出されるイメージ写真は、アメリカではなく、北海道の空でした。菅原くんはこの歌詞を「実話ではなく、イメージです」と言っていますが、私は、いや、じぇったいにリアルな実話だと確信しています。スクリーン演出の写真は、菅原くんが自身で撮って選んだものを、私とジョン・Bくんでザックリ却下したりしながら、結果的にはジョン・Bくんと菅原くんによる写真で構成しました。



はい、ということで、今週はここまでです。20日(木)に単発復活した雑誌【LuckyRaccoon 38】では、森田恭子さん視点でのカブレルズ、その発祥からライブまでが貴重なフォトとともに掲載されていますので、そちらも是非どうぞ。

はい、今週はひたすらレコーディングです、といいながら今日は2週間ぶりの札幌。黒タイツの季節到来です。タイツィンですっ☆

2011/10/21



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