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Friday Column

No.297

『上海最新グルメ情報 その2』

はい、今週もアッぺが遅くなりましてごめんなチャイナドレスのスリット。まずは、【ばったり13】先週末の大阪2公演、観にきていただいた皆さま、ありがとうございました。ツアーで関西滞在中の山崎くんも観にきてくれたので、久しぶりにぶりぶり飲みました。

で、先日発表になりました【KAN×昭和音楽大学管弦楽団】。これは私にとって音楽家としてたいへんに貴重な経験となることでしょう。おいおいその経過を書いていきたいと思います。

では、先週に引き続き、年末行ってきました中国・上海の最新グルメ情報です。

12月29日(水)19:00、福岡からの母と兄夫婦がホテルに到着。さぁ、どうしましょうか。まずはとにかく上海蟹でしょう。ということで、ガイドブックを見ると、私が06年に連れてってもらったところ以外は、なんだかえらく高級っぽいところでしたので、「そんなに高級じゃなくてよかろう」ということで、九江路の【成隆行 蟹王府】(チョンロンハン シエワンフー)にでかけました。

半個室のテーブルにつき、06年に私の蟹を丁寧に全部ほぐしてくれた美人のお嬢さんはいるかなぁ、と思ってたら、いましたいました。でも、あれから4年、すっかり昇級したようで、ホールを仕切る役目になってて、蟹をほぐしてくれそうな気配はありません。まぁ、いいんですけど。

“上海蟹”とは日本での呼称で、ここ上海では“大闸蟹”(ターヅャーシエ)と言います。ガイドブックによると、河川上流や湖で獲れる淡水蟹全般が青蟹(チンシエ)で、なかでも上海近郊の阳澄湖で獲れるものが最高級とされ、それが“大闸蟹”なのです。秋から冬にかけてが旬で、10月はメス、11月はオスがおいしい、と書いてありました。

男性従業員に「今の時期は、オスメスどちらがオススメですか?」と訊くと、「今の時期、オスメスでいうとオススメはオスです」ということでした。大きさによって値段が決まり、この日は小さいもので180元(約2500円)だと言うので「ハイ、それでいいです」ってことにして、結局オスメス1杯ずつ、それと“醉蟹”(ツイシエ)という大闸蟹の紹興酒漬けを注文しました。

まず、生の状態の青緑色の蟹を見せてくれて「これでよろしいですね」と確認して、その後、蒸したものが給されます。06年の時は、足の身を食べるのにかなり手こずってるところに、先述の美人のお嬢さんが見かねてやってきて、私の蟹を全部ほぐしてくれたので、それはそれは特別においしくなったのですが、今回は一旦テーブルに出された後、傍らの身ほぐし専用テーブルで薄いビニールの手袋をしたお嬢さんたちが手早くハサミを入れて、食べやすい状態にしてくれました。上海万博などで外国のお客さんがどっと増えたことでサービスが向上したのでしょう。


清蒸大闸蟹

味はと言うと、まぁ正直、旨い旨いという感じではありませんが、上海に来た以上上海蟹ってことでよろしいのではないかと思います。醉蟹のほうは、酒飲みにはたまりませんよ。


醉蟹

12月30日(木)。今日は上海の観光定番スポットを巡ります。まずは、【豫园】(ユィユェン)を一応ざっと見学。そして目的は東京にも視点がある小龍包の超有名店【南翔馒头店】(ナンシャンマントウティェン)へ。レストラン内で座って食べるのとテイクアウトとありますが、99年に来た時は、どちらもぶったまげるほどの激並びで、比較的列が短いテイクアウトで買って、その辺に腰掛けて食べましたが、今回は母もいるのでレストランに並びます。たまたまタイミングがよかったようで5分も待たずに座れました。豚肉入り・海老入り・蟹ミソ入りと、いろんな小龙包(シャオロンパオ)を片っ端から食い散らかしてやりました。期待どおりにたいへんおいしゅうございました。ひゃ〜ひゃっひゃっひゃっ。


【南翔馒头店】の小龙包

夕方から激寒の外滩(ワイタン)をサラッと歩き、上海で最も有名な老舗ホテル【和平饭店】(ハーピンファンティェン)でお茶飲んで、夜は兄が东坡肉(トンポーロウ)を食べたいということで、ならばとガイドブックに載っていた、四川中路の杭州料理店【南簏碧乡】(ナンルーピーシャン)に行きました。ここでは杭州名物のいわゆる豚の角煮・东坡肉の他に、大根の醤油漬けや辛めに炒めた海老、空心菜のにんにく炒めなど、なんやかんやいろいろ食べました。たいへんおいしゅうございましたが、肝心の东坡肉の写真がないのはなぜだ? ちゃんと撮ったはずなのになぁ。またもカメラがいかれてきたか。


酱罗卜
 

辣炒明虾

1月31日(金)。前日の協議でこの日の昼はラーメンと決めていました。午前中から市バスに乗って上海の街をぐるぐる巡った後、ガイドブックになんともうまそうな写真が載っていた泰康路(タイカンルー)の麺店【吴越人家】へ。昼時ということもあってかいい感じで混雑してます。おれは红烧排骨面、私は清炒虾仁面、じゃぁぼくは鱼香肉丝面、ついでに大馄饨と辣白菜と勢いにのってたのみすぎましたか。醤油ベースのクリアなスープに蘇州式の細麺で、どれも具材は別皿で出てきました。私が食べたのは細切り豚肉を魚醤で炒めた鱼香肉丝面(ユイシャンロウスーミェン)。たいへん美味しゅうございましたが、暖房がなくてコート着たままガチガチ震えながら食べました。


【吴越人家】は具が別盛り

上海で今最もナウでキッチュなスポット“泰康路”をぐるっとまわって、夜は黄浦河(ファンポーハー)東の高層ビルが建ち並ぶ新開発地区・浦东(プートン)に行こうということになり、その前にどこか高級な上海料理店を予約しておこうと、ガイドブックに載っているお店の予約をホテルのフロントでお願いしましたが、これが3件ほどあたってもどこも満席。2月の旧正月を盛大に祝う中国ですから、12月31日は特別なことはないと思っていましたが読みが甘かったようです。やっと予約が取れたお店も、一人当たり料理だけで1,500元(約2000円)の消費が条件ということで、それは上海ではかなり高めだなぁと思いましたが、まぁ仕方がありません。で、とりあえず浦东をめざそうとホテルでタクシーをお願いすると、ドアマンは「Today, no taxi」。どうやらレストランどころかタクシーもじぇんじぇんつかまらない状況のようです。いろいろ協議しましたが、運よくタクシーに乗れて浦东に行ったところで、帰りのタクシーが捕まらなかったらこの寒さではどうしようもないぞ、ということになり、ホテルからの徒歩圏内でレストランを探そうということにしました。ホテルのすぐ近くの湖南料理店がガイドブックに載っていたので、予約を試みてもらうとOKだったので、さっき予約したお店をキャンセルして、ホテル近辺をぶらぶらしながら食事にすることにしました。というわけでやってきたのは茂名南路(マオミンナンルー)にある【滴水洞湘菜馆】(ティーシュイトンシャンツァイクヮン)。ここではにんにく・唐辛子・山椒などで味付けされたスペアリブ、毛沢東さんが好んだと言われる揚げ海老の辛み和え、湖南省の省都・長沙式の焼きそばなどを食べました。中国南部・湖南省の料理は、四川とはまたちょっとニュアンスの違った辛さが新鮮で、おいしゅうございました。


炸排骨
 

毛氏火爆虾仁

深夜、衡山路(ハンシャンルー)のアイリッシュパブで兄夫婦とギネズビールを飲みながらカウントダウン。で、元旦の朝、福岡行きの母と兄夫婦をホテルで見送り、私はそのまま朝食代わりの肉まんを食べに出ました。襄阳北路と长乐路の交差点にあるのは【襄乐包子店】(シャンラーパオヅティェン)という肉まん屋さん。初日ひとりでうろうろしている時になんとなく気にしてました。何段にも重ねられた大きな蒸篭から旨そうな湯気が立ちます。メニューの一番上にあった鲜肉汤包(シェンロウタンパオ)1元(14円)を1個買いました。汤包とはスープたっぷりの饅頭と解釈して良いでしょう。手にとると生地にスープが沁みています。アツアツのそれを店の前でホフホフ食べました。いやぁぁぁ、旨い。特別に美味しゅうございました。


蒸篭から旨そうな湯気が立つ

はい、というわけで今回上海で私が食べたのはこれですべて。2週にわたって書いてきましたが、ひたすら食べものの話と写真だけで、上海ってどんな街なのかなどじぇんじぇんわかんない感じに、自分でも感心します。なにしろぶったまげるほど大都会です、間違えなく今の中国の最先端の、更にそのに先っぽだと言えるでしょう。もちろん昔ながらの街並も残ってますけどね。そんな写真1枚貼っておきます。


新乐路と襄阳北路の交差点

さて、ではひさしぶりにクイズです。

問題:今や上海でもコンビニで普通に買うことができる【ポカリスエット】。その中国での商品名を次の4つから選び、その発音のイメージを力の限りシャウトしなさい。

1.宝矿力水特
2.保可利汗水
3.朴克力士
4.青汗水

はい、というわけで【ばったり13】、今日は松山、明日はチョーヒサビサの高松。どちらさまもよろしくおねがい四万十川(162km)。

2011/01/22



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