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Friday Column

No.291

『星屑の隙間に木村基博 その2』

まずは、【弾き語りばったり #13 ~Moonlight Sirinade~】、初日福岡そして札幌公演が終了しました。観にきていただいた皆さま、ありがとうございます。しかし、いやぁぁぁぁ、どうなんでしょう。独りっきりのパントマイムは何度やってもたいへんですよ。一生懸命やりました。お楽しみいただけましたでしょうか。ツアーは来年3月まで続きます。各地で皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

さて、先週に引き続き、11月28日(日)大阪城ホールで行われた大イベント【星屑の隙間に木村基博】=以下【ホスキモ】を振りかぶります。お時間のある方は是非、先週のコラムNo.290からの流れでお読みください。

その内容をより具体的に想像していただけるよう、今回も『演奏ワリフリ表』を掲載します。



<略号の見方>
MST=メインステージ  DBS=デベソステージ  ☆=しゃべり手
・=EEE_Space待機   ↓=裏通路移動   あとはなんとなくわかるっしょ。

たいへんに困難で、しかしいろんな意味で有意義であったオープニング曲『Bohemian Rhapsody』を演奏し終わり、「うまくいったよな、うん、たぶん、すごくよかったと思う」という感触を目線で確認し合った私たちは、コレやったんだから、もうあとはリハーサルで積んできたことを存分に楽しんで演奏するだけです。秦くんによる『Bohe-Rhap』最後の銅鑼音の残響が消えるころ、スタレビュ・キーボードの添田くんのシンセがズンズンズンズン・・・と鳴り、『夢伝説』が始まります。私と私のバンドメンバーは早速ウキウキと【EEE Space】へ。大橋くんと秦くんが要さんの左右に立ち、スタレビュとともに分厚いコーラスを。2コーラス目のBメロからはシンタくんのピアノも加わりました。


夢伝説

『夢伝説』終了後、最初の挨拶MCでひと笑いして、更にスタレビュのナンバーが続きます。『今夜だけきっと』では、要所要所でクラベスを鳴らしながらの秦くんは、要さんとナイスなハーモニー。続いて私もコーラスに参加した『とつぜんFall in Love』では、秦くんはマラカスを振りながらステップを踏みます。秦くんファンには最初の貴重シーンだったことでしょう。ちなみに『とつぜん・・』で秦くんが振っていたマラカスは中身がカラッポ、つまり音は出てません。あくまで視覚的なノリです。


最初の挨拶でひと笑い

そんな『とつぜんFall in Love』で早くもこのライブの第1ピークを迎えた直後、今度はデベソステージからしっとりとしたピアノの調べ。スキマスイッチの2人による『奏(かなで)』です。大橋くんの感情のこもった歌唱に早くも打ちのめされた方は多くいらっしゃったことでしょう。続いてメインステージで、スタレビュと共に『アイスクリームシンドローム』、スタレビュのメンバーを紹介するMCを挟んで『ガラナ』。私はこの2曲にコーラスで参加しましたが、特に『ガラナ』はやけにノリますねぇ。打ち合せ当初「この『ガラナ』、『全力』と入れ替えて後半にもってかない?」と提案しましたが、やんわりと却下されましたけど。「最近体調は〜〜」と大橋くんの突然の歌いだしにビタッとくっついて来るドラムの寺田さんもナイスです。


アイスクリームシンドローム

そんな『ガラナ』で第2ピークを越えた後、今度は要さんと大橋くんのハイクオリティでハイレンジなデュエットによる『木蘭の涙』。うぅぅん、いわゆる“鳥肌もん”とはこういうのを言うのでしょう。と思いながらEEE Spaceから観てました。曲後半はスタレビュメンバーによるコーラスがその鳥肌世界をより深めました。


『木蘭の涙』は鳥肌もん

『木蘭の涙』への長い拍手が鳴り止んだころ、再びデベソステージから、今度はアコースティックギターが甘く響き渡ります。秦くんの単身弾き語りによる『アイ』。うぅぅぅぅん、これが良かった。この『木蘭』から『アイ』に移り変わる瞬間は、私の中で【ホスキモ】のベストシーンのひとつです。本番前のリハーサルでは、秦くんの『アイ』にDrink Ladyのお嬢さんは2人並んでほっぺに両手をあててもうウットリ♡。私はすぐさま要さんのもとに走り、このなんとも悔すぃ〜状況を言いつけ、「チッキショー、どうにかして邪魔できないものか」とふたりギジギジとで歯ギシリました。それにしても、デビュ−5年目とは思えない堂々とした演奏でした。


アイ
 

君が好き胸が痛い

『アイ』終了後、私がデベソに呼び込まれ、私のピアノで秦くんが『君が好き胸が痛い』を完コピ熱唱。たいへんにうれしいシーンでした。今度は再びメインステージからシンタくんのカクテルピアノが。その間に秦くんはメインステージに戻り、スキマ・シンタくんのカクテルピアノが自然な流れで『鱗(うろこ)』のイントロを奏でます。私のバンドとシンタくん、そこにスタレビュ・VOHさんのパーカッションが加わった『鱗(うろこ)』。オリジナル音源にはコーラスは入ってませんが、ここでは2コーラス目のサビから、私が字ハモをつけてみました。私のバンドメンバー紹介の後、シンタくんはトライアングルを持ってステージ上手のマイクに立ちます。この瞬間、秦くんファンの皆さまは「キタ!」と感じたことでしょう。シンタくんが刻むトライアングルのタイトなガイドで最新シングル『メトロフィルム』が始まります。これまたイイ曲です。私はピアノを担当。2コーラス目から大橋くんが、これもオリジナル音源にはない独自のコーラスで参加。1コーラス終わりあたりに【EEE Space】からゆっくり降りてきた大橋くんがソフトファルセットで「遠くで灯る」とハモるシーン、これが“お、アニキがやってきた”みたいな感じでイイんですよ。私のベストシーンのひとつです。


鱗(うろこ)

『メトフィル』が終わると、根本要さんが「ありがとうございます、ありがとうございます」とうさんくさい司会者のようにEEE Spaceから降りてきて、スキマ・秦くんとの4人でMCをしながらデベソステージへ徒歩移動。ここでは、スタレビュの柿沼さん・寺田さん・VOHさんに、センパイ(中野豊さん)も加わった8人によるアコースティックセットで、スキマスイッチの『ムーンライトで行こう』。この曲はアルバムの収録曲でありながらも、私と要さんとの強い要望で選曲しました。まるで英語に聴こえる日本語の歌詞をよく読むと、マニアックなまでに写実的でありながらも叙情的、という素晴らしいナンバーです。適度にグダグダのMCの後、さぁいよいよ曲に入ると見せかけておいて、いきなり“ツアーに向けてパーマをかけた”秦くんの話題に転換する大橋くんのトークはかなりの高等技術でした。


大橋くんの高等技術で秦くんをイヂル

シンタくんのピアノ上にアコギを抱えて座った大橋くんを6人で囲む配置での『ムーンライトで行こう』は、大橋くん・要さん・秦くんでメインを歌い分け、要所にホスキモ独自のコーラスアレンジも施しました。私と要さんの強い要望で選曲したこの曲を、私も一緒に演奏したかった。したかったのですが、いやしかし、私にはここに参加するわけにはいかない理由があったのです・・・。

はい、という感じで今週はこのへんまでにしときます。来週は、私が『ムーンライトで行こう』に参加しなかった理由から、最終曲『オリジナル』までを丁寧に振りかぶりたいと思います。

先週も書きましたが、STVラジオ『KANのロックボンソワ』、明日12月11日(土)深夜24時からの放送では、【ホスキモ】に関連するたいへんに貴重な音源をOAしますので、北海道の皆さまはお聴き逃しなく。

さて、今日は広島でのライブイベント【Kenban’ight】に出演し、明日土曜日は再び【ばったり13】、初の静岡公演です。会場でお会いできることを楽しみにしています。

2010/12/10



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