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Friday Column

No.003

『ぺッタコしたなぁ、も〜』

アイビールックの父、VANジャケット創業者の石津謙介さんがお亡くなりになりました。小学校高学年時代から30年以上『VAN』のブレザーを愛着している私にはたいへん悲しいニュースです。石津謙介さん、『VAN』については6月25日頃発売の雑誌「LuckyRaccoon」第11号のコラム「帰ってきたパリコラ」にあれこれと書きましたので、そちらを楽しみにして頂くとして、今日はペットボトルの話しです。

もう今や私達の日常生活には欠かせないもののひとつになってしまっているペットボトル。お茶に紅茶にジュースにコーラにミネラルウォーターはもちろん、こないだなんか札幌で「柿の種」がペットボトルに入って売られてるの見ましたよ。一見すごい違和感ですが、よく考えりゃ、好きな時に好きなだけ食べて、キャップを閉めれば湿っけも防げそうだし、カバンの中に入れて持ち歩いても中でこぼれて粉々になることもないわけで、非常に理にかなった商品です。しかし麦茶かなんかみたいなラベルのペットボトル商品でよく見ると『エバラ浅漬けの素』だったのを見つけた時はウケましたね。だってそうでしょう。ちょっと昔、麦茶といえばお母さんがやかんで煮だして、タッパーウェアやガラス容器に入れて冷蔵庫で冷やしてたのが普通だった時代、部活帰りの高校生が「すっげぇノドかわいてて、家帰って冷蔵庫あけたら麦茶があったんで、一気に飲んだら、うげぇぇ、そうめんのめんつゆだったんだよぉ〜」なんてすっとぼけ話は定番でした。今思えばあれは日本の夏の風物詩でもあったんです。それがどうでしょう、今やなんもかんもペットボトルで、夏だからって麦茶いちいちやかんで煮だしてるお母さんももう希少な存在です。こんな時代だからこそこの『エバラ浅漬けの素』は期待の星です。「すっげぇノドかわいてて、家帰って冷蔵庫あけたらお茶があったんで、一気に飲んだら、うげぇぇ、『エバラ浅漬けの素』だったよぉ〜」なんてすっとぼけアクシデントがこの夏、全国的に期待できそうですよね。そういった意味で今最も期待されるペットボトル商品は『エバラキムチ漬けの素』ですね。野菜ジュースそっくりのラベルで売り出した日にゃ、部活帰りの高校生にとどまらず、ダイエット中のお姉さんの“早朝キムチの素イッキ”なんてこともあり得るわけで、考えただけでもすごい楽しみでしょう、なんかわかんないけど。飽きてきた人いると思うんで話を戻しますと、日常生活には欠かせないペットボトル、皆さんもまず間違えなく毎日なんらかのかたちでそのキャップを開けたり閉めたりを繰り返していることと思います。絶対そうです。私も毎日毎日、練習中、運転中、こうやって原稿書いてる時も、なんもしてないときも、ペットボトルのお茶やなんかをちびちびちびちびやってるわけで、それが“缶”だった時代は、多少残っててもキリのいいところで捨ててたわけですが、ペットボトルはキャップ閉めれば持って帰って冷蔵庫に入れちゃえば次の日また飲めるわけですから、経済的でいいわけですけどね。そんなわけで毎日毎日、数えたことはありませんが何十回も、いやヘタすりゃ100を越えるかもしれない回数、キャップを開けたり閉めたりしているわけですよ。そこにおそろしい現代病の可能性が潜んでいるという重要な警告が今回のコラムの主旨。そしてそれを患ってしまったのが何を隠そう何にも隠してないこの私です。そろそろ写真が見えてきたでしょう。みなさんも近くにあるペットボトルを手にとってみて下さい。キャップを開け閉めする時、右利きであれば、右手ひとさし指の第1関節と第2関節の中間の内側、そして親指の付け根と第1関節の中間の内側がキャップに接触しています。この状態で連日キャップ開閉作業を繰り返すことにより接触部分の皮膚は角質化し(=ぺッタコ)、ある時なんらかのキッカケで亀裂(=ぺギレ)が生じます。この『ぺギレ』が痛いんです。手を洗う時、お風呂に入る時、ふと忘れててこの指で車のドア開けちゃった時、料理にレモン絞っちゃったりした時なんかはもう最悪です。しかしくよくよしても仕方がありません。このコラムをお読み頂いている皆さんだけでもこの『ぺッタコ』や『ぺギレ』に悩まされないように、予防策をいろいろ考えてみたら結構簡単でした。問題は何度も繰り返される開閉作業です。開け閉めする度にあっちこっち違う部分を使って無数の開閉法をあみ出すってのもアーティスティックで好感が持てますが、最も簡単な方法がありました。要は開閉回数をできるだけ少なく押さえればいいのです。つまり一度開けたらもう二度と閉める必要はない状態にする=『イッキ飲み』です。ね、簡単でしょう、おーいお茶も伊右衛門茶も午後の紅茶ロイヤルなんたらもポカリもエビアンもダイエットペプシもCCレモンも、もうこの際なんもかんも開けたら最後、全部イッキで飲み干しましょう。それでこそ真の男です。来年の新歓コンパはあなたの独り舞台まちがえなし。さぁ〜、イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!・・・。
あぁ〜ぁ、へんなコラム。

ぺッタコ&ぺギレ
2005/06/03


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