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Friday Column

No.037

『ロック共通一次』

やってましたね『大学入試センター試験』。新聞で見たんですが、なんだかIC機器を使った英語のヒアリングテストで若干の器材トラブルがあったとか。ちょっとしたノイズだったり、音割れだったり、イヤホン接触不良だったんでしょうが、マジな受験生にしてみりゃ一生を左右するかもしんないノイズや音割れや接触不良だと感じられたことでしょう。その動揺なんとなくわかります。

人生も40を越えると、いろんな人のいろんな考え方・生き方があり、最終学歴の一般的評価が高いほど人生もより優位に展開する、とは単純に考にくくなってきましたが、まだ17、18歳の高校生にしてみりゃ、今目の前に迫り来る受験に成功するか否かが今後の人生の方向性や優位性を大きく決定づけるのだ、というプレッシャーを感じてやたら神経質になってしまうのはいなめなめなめないでしょう。

その点、私は楽でしたねぇ。なんつたって大学受験するころには「オレはミュージシャンになる」って勝手に決めてましたから。それに関する不安などじぇんじぇん感じてなかったんですが、“福岡にいるのはまずい、とりあえず東京に出なければ”という考えは漠然とあって、木村家的に正当な形で親からお金を出してもらって東京に行くという意味合いで大学を受験しました。浪人するのはいろんな意味でよろしくないし、また、母の実家が東京だったので受験滞在宿泊費は無料ってこともあり、とにかくたくさん受けようってことで5大学10学部を受験。かろうじて法政大学社会学部にひっかかり、81年春、予定どおり上京します。

私は高校2年秋の時点で“5教科7科目なんてムリムリ、じぇったい無理”ってことで私立文系に決定したので、その後は英語、国語、日本史しか勉強しませんでしたが、「センター試験」の前身『共通一次』は受けました。だって一生に一度ですし、記念受験的感覚です。

得点は「英語」「国語」を合わせて確か290点。選択科目ってことで一応勉強していた「日本史」はあららららたったの36点でした。なんも勉強せず当日の雰囲気で選んで超あてずっぽでのぞんだ「地学」も36点だったので、よく憶えています。「地学」を選択科目としてまじめに勉強していた同じクラスの高山が、それを聞いて「なんやぁ、おれも36点ばい」とめちゃくちゃムカついてました。んな感じで「数学」「理科」、日本史以外の「社会」はあてずっぽでやって、5教科7科目1000点満点中、私の結果はトータルで570点くらいだったと思います。共通一次の得点による2次試験合格ラインの資料を見ると、沖縄の琉球大学ならだいじょぶかも、みたいなイメージの点数でした。よかった、ミュージシャンになれて、ってな感じです。

ミュージシャンになるのに『ロック共通一次』なんてあったらどうなんでしょうね。科目としては、作詞・コンサートでのしゃべり・インタビューなどを考えると『国語』は当然ありで、ロックである以上『英語』も必須です。ライブで洋楽のカバーとかやってて発音悪かったらかっちょわるいですからね。「数学」はいらないとしても、譜面の読み書きなどを含めた『楽典』はありでしょう。それから洋楽ロック史、日本のロック史をちゃんとわかって先輩に敬意を表して作品をつくり、演奏しなければなりませんので『歴史』も重要な科目です。あとは『実技』、「ドラム・ベース・ギター・ピアノ・ボーカル・ダンスコーラス、その他の楽器」から4つを選択なんてのどうでしょう。この『ロック共通一次』の結果が、プロダクションやレコードメーカーに所属・契約する重要な要因になったりしたりして。「あいつ、歌うまいんだけど、共通一次で失敗したんだよなぁ・・」とかね。

うぅ〜ん、いまいち広がりませんでしたね、この話。いいわけでもなんでもありませんが、これを書いてる現在は名古屋から京都に移動した午後、京都のホテルです。これから会場に入ります。よろしくどうぞ。

25年前の共通一次受験票
2006/01/27


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