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Friday Column

No.477

『ライブイベントを省みノーグ』

節電・省エネという言葉とはほど遠いほどどこもここも冷えきった冷房都市東京にやっと秋がやってきたような杏子の吾郎、皆さまいかがお過ごしでしょか。

先日、9月19日(金)札幌での【みんなでUHBライブ】をもって、私が今年出演するライブイベントはすべて終了しました。観にきていただけた皆さま、ありがとうございました。

ライブイベントとは言え、やはりおもしろいものをやらなければ、という意識が人一倍強い私なもんですから、ひとつひとつ丁寧に力を注ぎました。今年のそれらがすべて終わったわけですから、ここから先は、もう自分のことに集中するだけです。

そんな今週と来週は、今年出演したライブイベントを省みてみたいと思います。

【復興応援 あの日をわすれない2014 第2夜 元気応援コンサート】
2014年3月16日(日)/仙台サンプラザホール
出演:スターダスト☆レビュー、KAN、馬場俊英

今年もスターダスト☆レビューさんにお声かけいただき、数公演一緒に演奏します。ここ数年行っているように、出演者それぞれの持ち時間で演奏するぶつ切りオムニバスではなく、全員がひとつのバンドとして演奏するまるごとコラボライブです。個人的にうれしかったのは根本要さんがレコーディングに参加したラップナンバー『東京熱帯SQUEEZE』を一緒に演れたこと。そして、この時はまだそういう状況になっていませんでしたが、今後しばらくはステージで観ることはできないであろう、あのお二人のニセモノが登場し、スタレビュとのコラボ曲『デラ・シエラ・ム』を演奏したことです。仙台サンプラザの客席が扇状であったことだけの理由で、私の発案で敢行した“サインボールのホームラン競争”ですが、終わったあとも出演者にはあまり好評ではなかったようですよ。オレは楽しかったんだけどなぁ。

仙台公演 演奏曲目

J-WAVE【TOKYO PIANO JAMBOREE】
2014年4月13日(日)/両国国技館
出演:スキマスイッチ、KAN、清水ミチコ、JUJU+塩谷哲、大橋トリオ、K、大塚愛、さかいゆう、Kaho

ピアノ奏者ばかりが集まるライブイベント。それぞれの演奏はキッチリやるとして、「せっかくだからなんかおもしろいことやりましょう」ということでスキマスイッチの大橋くんととりあえず飲み会議。いろいろアイディアを出し合った結果、スキマスイッチの楽曲『全力少年』を、KAN・常田真太郎・さかいゆう・Kの4人で2台のピアノを移動しながら、それもコーラスを挟みながら弾くというたいへんに複雑なコラボレーションに決定。名付けて『花びら回転全力少年』です。具体的には、例えばイントロでベースラインを弾いたら、Aメロは同じピアノの高音部に移動してコードを弾き、その後、コーラスをしながらもうひとつのピアノに移動して、移動先で今度はストリングスのフレーズ。という作業を4人で繰り返します。つまり、4人が8小節ごとに移動しながらブロックごとに違うフレーズを弾く。しかも、移動するので譜面を見るわけにはいかないのですべて暗譜、マイクもスタンドではなく、みなワイヤレスを首からぶら下げています。私もこれまでにいろんなタイプのコラボレーションをやってきましたが、間違いなく最も複雑で難度の高い演奏でした。リードボーカルは大橋くんですが、間奏あけのBメロは、まさかのシンタくんが歌唱。ここで会場の盛り上がりはピークに達します。

Official LIVE REPORT
http://www.j-wave.co.jp/special/pianojamboree/report.html

5人での『全力少年』は、非公式ながらYouTubeに上がっていますので、探して見てみてください。

【別冊・おとといミーティング 〜ピアノ de ピンポン〜】
2014年5月9日(金)/ZEPP DiverCity TOKYO
出演:KAN、渡和久(風味堂)、磯貝サイモン、K
   secret ping-pong guest:山崎まさよし

演奏順、最終曲などすべてを卓球の試合で決定するという、決して過去に例などないであろうチャレンジングなライブ。森田恭子さんに相談を受け、最初の企画段階から話し合い、「ピアノだけの出演者で、ピアノ2台で卓球やりましょうよ」と思いついちゃったのは私です。現実的に考えていくうちにピアノの上で卓球というのは、やれないことないけど、どうせやるなら、演奏同様に卓球だってちゃんと真剣にプレイするべき。そのほうが観ているお客さんも真剣に観れるはず。ということで、ピアノとは別にちゃんと卓球台を出して、マジで試合しよう、ということにしました。4組の出演者での打ち合わせは、まず卓球場で卓球をすることから始めました。その後、打ち合わせといの名の飲み会で、具体的な内容・構成と選曲を決めます。

当然ながらコラボレーション曲数も多く、しかし、リハーサル回数は限られていたので、それぞれが事前にしっかり編曲譜面を用意して、各自練習した状態で合同リハーサルを行います。

そして、シークレットゲストは、あえてピアノではないアーティストのほうがおもしろいはず。ということで、「やまちゃんかな?」ということになり、飲みに誘って直接交渉。アーティストとしてではなく4人によるダブルス試合の“審判”として登場します。その後、この日のために15年前に書いていたという山崎くんの『審判の日』という楽曲を4人のピアノでバッキング。譜面を見た渡くん・サイモンくんはそれなりに苦戦していましたが、先述の【PIANO JAMBOREE】での『全力少年』を経験しているKくんとは「あれにくらべりゃ、楽勝でしょう」ってことで演奏し、山崎くんはスタンドマイクで歌唱します。やまちゃん、ギターを持たずにステージに立ったのは初めてだったそうです。

観にきていただいたお客さんも、予想を大きく上回った初めて観る内容だったでしょうし、観にきていただいた関係者の方からもいろいろな賛否の感想をいただきました。「あの卓球がなかったらそれぞれもう1曲ずつ演奏できたんじゃないか」と言われれば、「もう1曲ずつやってたら卓球はできませんよ」と切り返したいです。しかし、「なんで卓球なの?」と問われれば、「・・・・」かも知れません。いや、しかし、もう1回やったらもっとおもしろいライブになるという根拠のない確信はあります。果たしてこのライブがどう評価されたのかは不明ですが、打ち上げは楽しかったです。しかし「また、やりましょう」という言葉は、誰の口からも出てないと思います。現時点ではね。

Official LIVE REPORT
https://note.mu/mori_kyon/n/n95a353e22310

【吉川Family Presents 僕らの街から vol.6】
2014年5月11日(日)/大通公園ホール
出演:TRIPLANE、C.I.Project、吉川典雄(MC)
   Guest Act:KAN、カラーボトル

古くから知るSTVのアナウンサー、吉川典雄くんが中心となって行っている復興支援イベントの第6弾。私は弾き語りでの出演でしたが、全体の構成の話し合いから参加し、転換時のクイズ台本を書きました。11月にはVol.7の開催が決定しています。

Official Facebook
https://ja-jp.facebook.com/bokuranomachikara

【おとなヘビーローテーションライブ SSK ALL STARS】
2014年5月31日(土)/福岡サンパレスホテル&ホール
出演:SSK ALL STARS(スターダスト☆レビュー、杉山清貴、KAN)

SKBとしては初の九州公演。ここ数年よく登場するハラショー(原田省吾)が今回も登場します。2月の私のBAND LIVE TOURも観ていた私の同級生の奥さんは、ライブ中盤のスタレビュによる『木蘭の涙』で号泣した直後登場したハラショーに、「この人、こないだも観たよね」と、流した涙が瞬時にひっこんぢゃったそうです。

【SSK ALL STARS Special Live in Sasebo】
2014年6月1日(日)/アルカスSASEBO
出演:SSK ALL STARS(スターダスト☆レビュー、杉山清貴、KAN)

福岡に続く九州2公演目。なにをかくそうなんにもかくしてないこの私、思えば、佐世保にやって来るのも、ステージに立つのも初めてです。

SKB福岡・長崎公演の演奏曲目

はぁい、この後の6公演については、来週、ってゆうか今週あらためて省みノーグ。

2014/09/23


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