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Friday Column

No.351

『グルジア旅行記 その3』

今週も大幅にアップが遅れてしまいましたが、別に忙しいわけではありません。じゃぁ、なぜなんだ。ま、とにかく、先々週末の福岡公演、先週末の名古屋公演を観に来ていただけた皆さま、ありがとうございました。

さて、先週に引き続き、グルジアの首都・トビリシの旅行記です。
2011年6月17日(金)、トビリシでの3日目。バスやメトロで街をうろうろ、ただそれだけの1日です。Photo Albumを開いて該当番号をクソックしながらお読みください。


■イリア州立大学
目的があるとすればただひとつ。前日の【トビリシ州立大学】でゲットできなかった大学オフィシャルTシャツを探すことです。昨日、車で走っている時に、もうひとつ大学らしき建物があったので、ガイドのソフォちゃんに聞いて書き留めておいた通りの名前は“Cahvchavadze Ave.”=チャヴチャヴァヂ通り・・、でしょうか。とりあえず、そのあたりを目指してバスに乗ってみます。ホテルを出て、ヴァラタシヴィリ通りにあるバス停に来たはいいものの、方向的にはあっちだとわかりますが、さて、何番のバスに乗れば良いのかわかりません。なんとなく英語をしゃべりそうなイメージの20代男性に「ガマルジョバ(こんにちは)、May I speak English ?」と聞くと、「a little」と言ってくれたので、手帳に書いた“Chavchavadze Ave.”の文字を見せて、「ここに行きたい」と言うと、やってきたバスを指差して「これです、私も同じ」的なことを言ったので一緒に乗り込みました。彼は親切に車内の器械で切符をパンチするやり方も教えてくれました。その後は会話もせず10分ほどすると「次ですよ」と教えてくれたので、「ディディマドロバ(ありがとう)」と言って次で降りました。(01)

少し戻って横断歩道を渡ると、【ILIA STATE UNIVERSITY】と書かれた建物が通り沿いに並んでいます。ここがなんとなく本館だろうと思われる建物に入ってみます。ここもセキュリティチェックはなく、すんなり館内へ入り、書店・売店を探しますが、それらしきは見当たらず、学生さんにたずねると、「Book shop, outside」と教えてくれましたので、一旦外へ出て探すと、数軒となりに【BOOK SHOP】と書かれた紺色のお店があったので入りました。スタイリッシュな本屋さんで、ぱっと見てまわったところTシャツはありません。レジの女性に「大学のTシャツをさがしています」と英語で言うと、奥に誰かを呼びにいきました。しばらくすると頭もじゃもじゃの男性が「May I help you ?」と出てきました。「大学の名前が書かれたTシャツ」というと、再び奥に入ってしばらくして大きな袋を持ってきて、そこからTシャツをとりだしました。ばっちり大学のロゴ入りで、しかもタンクトップもありました。というわけでイリ大のオフィT・オフィタン(9ラリ=540円くらい)をゲット。(02〜04)

これでトビリシでの目的はクリアしましたが、大学の中をほとんどみてないですし、せっかくなので再び大学館内に入りうろうろ。中庭にカフェかな?と思われる煉瓦の平屋があったので入ってみると、そこはカフェではなく、なぜかピアノが1台ありました。誰もいなかったのでなんとなく弾いていると、奥から男性がひとり出てきました。その男性に「ここはなんですか?」と聞くと「チアートゥル」みたいなことを言って、地下に下りる階段を指差しました。どうやら地下に小劇場があって、ここはそのロビーのようです。そして男性はピアノを指差して「どうぞどうぞ」というジェスチャーをしたので、そのまましばらく弾きました。男性はさっさと奥に入ってったので、私も適当に弾くのをやめて去りました。(05,06)

チャヴチャヴァジ通りからメリキシュヴィリ通りをバラ革命広場に向かって歩くと近代的な建物の【トビリシ・コンサートホール】がありました。滞在中にバレエを演ってれば観ようと思い、日本で調べてみましたがありませんでした。そのままなんやかんや写真を撮りながら歩いて地下鉄ルスタヴェリ駅へ。(07〜09)

■地下鉄で北方面へ
今度は地下鉄に乗って、ちょっと外れのほうに行ってみようと思います。が、どっちに行けばなにがあるなどの情報をひとつも持ってませんから、昨日おとといは行かなかった北方面になんとなく乗ってみることにしました。国鉄トビリシ駅で多くの人が下車して乗客が急に減り、その後、地下鉄は地上に出ました。次に【Elektrodepo/エレクトロデポ】という駅があったので、お、なんか楽しいかも、と思いましたが、近づくにつれて窓から見える景色はただの工事現場ばかりだったので、ここはスルーして、その次の駅【Didube/ディドゥベ】で降りてみました。(10)

■ディドゥベ駅周辺
なんとなく東側の出口に出て、駅前から伸びる【Eristavi】と書かれた通りを歩きますが、商店が数軒並んでるだけで、その先に行ってもたださみしくなりそうだったので、再び駅に戻り、反対側に出てみることにします。(11〜13)

線路下の通路を通って反対側に出るといきなり市場がありました。青果・食料品や生活雑貨の小店がだぁ〜っと並んでいて、日よけか雨よけか、青いビニールシートを無理矢理つないだ感じで低く覆われています。特に買うものはません。(14〜16)

かなりの規模の市場をくぐって外に出て、駅前のほうにもどると、おぉ、こっちが表だったのね。商店や露店がいくつもあり、生活感ぶりぶりの人や車でにぎわっています。ちょうど昼時だったので、ここでなにか食べることにしました。(17〜18)

グルジア文字はまったくわからないのですが、どっからどうみてもそうであるはずの小さなカフェがあったので入ってみます。「ガマルジョバ(こんにちは)」、会話はこれで終了。あとは指差しジェスチャーのみです。といっても、どれがどんな食べ物なのか、見た目で予想しにくいものが並び、質問もできずにいると、おかみさんが「これなんかどう」と提案する雰囲気で四角いパイのようなものを指差したので、「じゃ、それ・・」とうなずきました。「ピーヴァ」と言ってビールをたのむと、大小のジョッキをみせて「どっち?」という感じだったので、「マリンキ(小さい)」と言いました。(19)

奥のテーブル席に座ると、隣りでは6人の中年男性が真っ昼間からビールやウォッカをブリブリ飲んで談笑しています。ひとりだけ若い兄ちゃんがいますが、彼はもうロレツもまわらないベロンベロンの状態。そのうち、この辺りでは見たことのない人種の私に興味を持ったのか、ジグザグによれながらこっちにやってきました。四角いパイの写真をとっていた私に、どうやら「オレを撮ってくれよ」と言っているようだったので、撮ってあげましたが、逆光の上にカラダがぐわんぐわんに揺れるのでピントが合いませんでした。そのうち、そのグループの別の男性が「ごめんよ」という感じで私にウィンクして、オラッと兄ちゃんをテーブルに連れ戻しました。(20,21)

というわけで、なんとも変な感じのランチを終えて、隣りの有料トイレでシッコして、再びメトロで別のエリアに行ってみます。(22,23)

■歌う少年
ディドゥベ駅からメトロに乗って中心部方面へ。駅を出た頃に10歳くらいであろう男の子がいきなり車内の床にひざまずき、歌を歌い出しました。グルジア正教の賛美歌でしょうか、そんな雰囲気のメロディです。歌い終わると立ち上がり、帽子を差し出して車内をまわります。数人が小銭を入れ、せっかく歌を歌ったんだから、と私もポケットから小銭を出して帽子に入れました。男の子は次の車輛に行きました。4駅目のマルジャニシュヴィリ駅でなんとなく降りてみると、さっき歌を歌った男の子が、うれしそうに販売機でジュースを買っていました。見た感じ、特に生活に困っているような様子もなさそうなので、意外と簡単なお小遣いかせぎなのでしょうか。

■マルジャニシュヴィリ駅周辺
地上に上がると、大きな通りの交差点に銀行やスーパーマーケットやマクドナルドがある賑やかなエリアです。おっ、と目に入ったのは、白いワンピースに天使の羽がついたお嬢さん。なんかの街頭宣伝らしく、なにかを配ってました。写真を撮ろうとしたら「ダメよ」と威嚇されましたが、その時にはもうシャッターを押してました。うろうろ歩いていると、それがなにかはわかりませんが、とんでもなく芸術的な建物がありました。さらに歩くと、今度は空き瓶ばかりをずら〜っと並べたところがあり、人々が品定めをしていました。ある意味、リサイクルショップでしょうか。そんな感じで特になにをするでもなくとぼとぼ坂を下ると、ムトゥクヴァリ河沿いに出ました。地図を見た感じでは、ホテルまで歩いて15分はかかりそうだったので、タクシーを拾ってホテルに戻りました。(24,25)

■人形劇場のカラクリ時計
ホテルの隣りのアンティスハディ教会は、トビリシで最も古い石造りの教会。一応ちょろっと中をのぞきました。ホテルのちょうど裏手にはガタガタに傾いた時計台があり、見てみるとどうやら人形劇場みたいです。トビリシの裏路地には老朽化で傾いたであろう建物をいくつも見ましたが、この時計台はハナっからそのようなデザインみたいです。斜め前に小さなカフェがあったので、もうそろそろビール飲んでも良い時間ですよね、ということにします。ポテトチップとロシア語の辞書をつまみにぼけ〜っとギネスビールを飲んでいると、カラクリ時計の扉がやおら開いて、天使の人形がツツーっと出てきて鐘をキンコンと鳴らします。いいですねぇ、こういうの。「あ、そう、4時ですか、ふ〜ん。それにしても、なにもやることがない。うん、なんにも。そうだ、オレは今、なにもすることがない休暇を満喫しているのだ。」そんな心地よさを感じたので、ギネスビールをもう一杯たのんでもう1時間。5時の次のカラクリをぼ〜っと待ちました。(26,27)

夜はガイドブックに載っていたレストラン【ズべリ・シャフリ】に、ホテルのフロントから予約を入れてもらいました。「タクシーを呼びますか?」と聞かれましたが、「いえ、歩きます。」と歩きました。地図を見ながら10分もかからず、通りの反対側にレストランを見つけたものの、広い通りに車がガンガン走り、信号も横断歩道も歩道橋もなく、ダッシュで渡ろうにも、ちょうどカーブの内側だったので状況がつかみにくく、どうにも渡る勇気が出ません。地図を見る限りではホテルの近くの橋まで戻らなければ向こう側へ渡れない雰囲気。んんん、それはイヤだ、と思ったので、車の流れを読んで「勝負!」ってことで、決死のダッシュで横断し、店に入りました。

はぁ〜い、今週はここまでにします。来週・・っつってももう数日後ですが、次回はトビリシ最後の半日と、トビリシで食べたものをまとめたいと思います。まだあきてない方はどうぞおつきあいください。

さて、BAND LIVE TOUR 2012【ある意味・逆に・ある反面】もすっかり後半。今週末は神戸、そして大阪追加公演です。それでもまだ細部にまでさらに磨きをかけて臨みたいと思います。お楽しミニスカート。

2012/02/06



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