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Friday Column

No.031

『nano についての考察』

『iPod』ってのがどんどん普及して、いろんなメーカーがその類いのものをいろいろ出してますね。もともとがフランス式物持ちイイ系の私の場合、MDウォークマンだって、カセットのウォークマンだってまだバリバリに使える状態で、いかにもアメリカ式の合理主義的機器を買う気にはならないんですが、人の話を聞くうちにほのかな必要性を感じているのも確かで、なんとなくAppleのホームページを見てみたら、なんだか魅力的な商品名『iPod nano』ってのをみつけました。

『iPod nano』の【nano】ってなんなのよ、もしくはなんなのさ、ってことで広辞苑で調べてみますと、<【nano】(もとはラテン語の小人の意。)10億分の1を表す単位の接頭語。記号 n>。で、この『iPod nano』という商品のなにがどのように“10億分の1”なのか、Appleのページを見る限りではこれといってその根拠は見あたりません。たぶん最近よく耳にする「ナノテクノロジー」とかその辺からの流れで、“ミクロなんてもんじゃない超極小”というイメージワードなのでしょう。

意味はどうあれこの【nano】=『なの』って響き、すごくひかれます。極めて女性的な響きじゃないですか。女性的な響きの言葉ベスト3といえば『なの』『わよ』『いや〜ん』と私の中では昔から決まっているのですが、キャリアウーマン風の『わよ』に比べて、この『なの』はちょっとカヨワイ感じでグッときます。同じように感じている男性はきっと多いことでしょう。「そんな風に考えたことねぇよぉ〜」なんて言っても認められません。“女性はかよわくて髪が長くてスカートはいてる方が絶対イイのだ”と世の中の男はみんな思っているのです。これを性差別だなんだと言ってもダメです。“男は背が高くてスポーツ万能でズボンはいてる方が絶対イイわよね”と世の女性が思っているのと全く同じです。

この『iPod nano』を持てば普段は『なの』なんて絶対言わない男っぺぇキャラクターの女性も、「ねぇ、音楽、何で聴いてる?」と聞かれて「iPod なの」と答えたら「ふ〜ん、つっぱてるけど、やっぱ女の子なんだな」と好感が持てますね。そういう観点で考えると『iPod shuffle』ってのはどうも好感度が低いですね。「音楽、何で聴いてる?」「え、iPodシャッフルだけど」「げ、シャッフルかよ〜」ってな感じ。ヴィンテージジーンズをいきなりハサミでじょきじょき切ってはいちゃうようなイメージでちょっと距離を置かざるを得ませんね。この考えをさらに押し進めて『iPod なのかも』なんて商品があったら70年代アイドル的はかなげ感があってたいへん興味深いですし、『iPod いや〜ん』なんてのがあったらなんかわかんなくても即買いです。

自分で何を書いてるのかわからなくなったので話をちょっと戻しまして、【nano】=10億分の1に行き着くまでの分割系単位はどんなものがあるのだろうと調べましたら、「10分の1=deci/デシ」「100分の1=centi/センチ」「1000分の1=milli/ミリ」「100万分の1=micro/マイクロ」といろいろあり、この次が「10億分の1=nano/ナノ」。さらに細かいのは「1兆分の1=pico/ピコ」なんてのもあります。一生に一度くらいはどうにかして使ってみたい単位です。

例えば“長さ”の単位「m/メートル」。通常私たちは「ミリメートル・センチメートル」を使いますが、「10分の1m=デシメートル」という単位も一般的に使われないだけであるにはあるわけですから、身長を聞かれた時、普通なら「164センチ」と答えるところを、あえて「16.4デシ」と言ってみるとなんだかちょっとスノッビーに聞こえませんか。逆に、10倍を表わす単位「deca/デカ」というのもあり、これを使うと「164センチ」は「0.164デカ」ということになり、デカという響きとは裏腹にえらく背が低くなっちゃった感じで意気消沈しますね。いわゆるひとつの“逆もまたシンナリ”です。

話がじぇんじぇん戻らなかったんですが、今回は『iPod nano』を買おうかどうしようか、というだけの話でした。でもこの文章を書くことによって意味もなくスッキリしたので当分は買わないと思います。オチがないのでステキなイメージ写真をどうぞ。

iPod いや〜ん (松本いや)
2005/12/16


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